男鹿市地域おこし協力隊のほか、デザイナーやイベントプロデューサーなども手掛ける島津さん
令和3年に男鹿市地域おこし協力隊に着任した、島津栄一さん。千葉県出身で、協力隊着任を機に男鹿市に移住してきました。
地域おこし協力隊として男鹿市観光協会と連携し、男鹿駅からほど近い「男鹿自転舎」でレンタサイクル事業の運営に携わっています。車では気づくことのできない男鹿に出会えると好評です。
「男鹿自転舎」では電動アシスト付きのe-Bikeなど好みに合わせてレンタルできます
「男鹿自転舎」では、男鹿半島の雄大な自然やおすすめスポットを満喫できる20のモデルコースを用意。男鹿温泉郷では足湯に浸かることもできますよ。
男鹿温泉郷では足湯に浸かってゆっくり休憩もできます
レンタサイクルと併せて、男鹿半島のガイドもお願いできるので、男鹿半島の魅力や移住後の暮らしについてお話を聞きながら景色をたっぷり楽しむのもいいかもしれませんね。移住を考えている方なら、先輩から直接お話を聞くことができるのは心強いのではないでしょうか。
男鹿半島の先端「入道崎」。男鹿市は「恋する灯台のまち」にも認定されているんです
関東で暮らしていた当時は、予定や気分に合わせて5拠点で生活をしていたという島津さん。千葉県の実家やご自宅をはじめ、東京都内にあるシェアスペースのマネージャーを務めながら拠点としたり、都内のシェアハウスに月5日プランで滞在したり、山梨県のシェアハウスに身を置くこともあったそうです。
その頃から年50回ほどプロデューサーとして食のイベントを行い、大阪や兵庫、男鹿にも開催のため足を運んでいたといいます。3年半ほど、関係人口として男鹿との関わりを持ち、イベントを通じて知り合った友人の勧めもあって、男鹿市地域おこし協力隊に応募し、見事採用。男鹿にデザイン事務所をつくり、任期満了後は定住することを視野に入れて活動しているそうです。地域の面白い人とつながって事業を広げていきたいと語ります。
男鹿半島の西海岸沿いにつづく「おが潮風街道」。はるか水平線まで見渡せます
そんな島津さんから見た男鹿の魅力を伺いました。
「日々の自然の変化を肌で感じられます。風音や雨音、鳥のさえずりなどが天然のBGMのようで仕事に集中できる環境です。関東にいた頃は刺激を求めて多拠点生活をしていた側面もありましたが、男鹿に移住して都会のノイズから解放され、デザインスイッチが自在になりました。自転車で移動するのも気持ちがいいですよ」。
男鹿の雄大な自然を五感で感じながら駆け抜けてみませんか?
【男鹿自転舎】
カフェ「HOT DOG CAFE HAVE A GO」は、男鹿自転舎から徒歩3分
レンタサイクルで男鹿半島を満喫した後は、「男鹿自転舎」からすぐ近くにあるカフェ「HOT DOG CAFE HAVE A GO」で疲れた体を休めてほっこり休憩するのもオススメですよ。
【HOT DOG CAFE HAVE A GO】