2021/12/16
男鹿市は、大雪のイメージがある秋田県の中でも比較的雪が少なく、住みやすい地域です。近年では若い人材が移り住み活躍する姿も多く、雄大な自然美と古来からの伝統文化や歴史、そして若い感性による新しい風が入り混じるエリアです。
ゴジラのように浮かび上がる姿で親しまれる奇岩怪石「ゴジラ岩」
国定公園の指定を受けている男鹿半島では、ゴジラ岩や洞窟の連なる海岸線、約7,000万年前の火山噴火物や、恐竜が生きていた時代(約9,000万年前)から変わらず在り続ける花こう岩なども間近で見ることができます。
海・山・湖と、変化に富んだ美しい自然環境に恵まれ、この地の気候風土により築かれてきた景観美。自然のダイナミズムを身近に感じながら暮らすことができるのも男鹿市の魅力です。
地元の方に「毎日美しい、いつまでも飽きない」と言わしめる日本海の夕陽もまた、男鹿市の魅力のひとつです。水平線を赤く染めながら沈んでいくドラマティックな時間は格別です。
男鹿アジサイ寺「雲昌寺」の見頃は例年6月中旬~7月上旬で、6月下旬に満開を迎えます
『死ぬまでに行きたい!世界の絶景「日本の絶景編2017 ベスト絶景」』に掲載され、全国的に有名なスポットとなった男鹿アジサイ寺「雲昌寺」。シーズン中は空と海とアジサイのブルーが美しく、訪れる人々を魅了します。
また、日本海に突き出るような形をした男鹿半島は、その独特の地形から古代より日本海側のランドマークや寄港地としても機能し、多くの人々を迎え入れてきました。多様な人々や文化による交流は、この地の歴史や伝統に深みをもたらしています。
なまはげは、怠け心を戒め、家の厄を祓い、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす来訪神です
秋田といえば「なまはげ」をイメージする方も多いかもしれませんが、これは男鹿半島で古来から伝わる伝統行事です。ほかにも東北最大級の城の遺構「脇本城跡」や、平安後期から伝わるという「東湖八坂神社祭の統人行事」など、数々の文化財が守り受け継がれる地でもあるのです。
男鹿温泉郷「セイコーグランドホテル」。男鹿半島は温泉にも恵まれ、気軽に温泉を楽しむことができます
海や山などの自然に恵まれた立地から、新鮮な海産物や山の幸も存分に楽しめます。また、男鹿温泉郷では気軽に温泉を楽しむこともできるなど、大地の恵みに溢れた環境です。
「なまはげオートキャンプ場」では、テントサイト、オートサイトのほかグランピングも楽しめます
パラグライダー体験では、男鹿半島のシンボルである「寒風山」からの大パノラマが楽しめます
アウトドア好きな方は、男鹿市内にあるキャンプ場でリトリートやバーベキューも楽しめます。ほかにも、カヌーやサップ、パラグライダー体験など、アクティビティも充実しています。
男鹿駅前の広場には子どもたちが思い切り遊べる大型複合遊具も。天気の良い日には楽しそうな声が響きます
さらに、JR男鹿駅前の整備が進み、クラフト酒醸造所やカフェがオープンしました。駅前広場ではキッチンカーや、地域の方々が出店するヤタイ市などのイベントも開かれています。 ほかにも、市内の民宿やカフェ、お肉屋さんなど、帰郷や移住の若者による新しい取り組みが盛り上がっています。 駅前広場には、子どもが楽しめる大型複合遊具ができるなど、男鹿市は、地元に芽吹く若い感性と力を取り入れながら、にぎわい創出に動き出しています。