2021/09/06
秋田県北西部、日本海に面する能代市には「宇宙のまち」「エネルギーのまち」「バスケの街」「木都」などいろいろな顔があります。豊かな自然の中に、生活の利便性が高くコミュニティが整備されていることも魅力です。
鉄道や日本海沿岸東北自動車道が通っているほか、最寄りの空の玄関口として大館能代空港があります
能代市は自然と街、チャレンジと伝統がバランス良く共存する表情豊かな市です。今回は能代市のいろいろな魅力と、実際に市へ移住して活躍している方の生の声をご紹介します!
入場無料!「能代バスケミュージアム」。熱帯植物園を備えた「能代エナジアムパーク」なども人気スポット
まずは気になる生活環境についてですが、実際に暮らした方からは「まとまった商業地域があり買い物には困らない」「コミュニティが多くつながりを築きやすい」という声が多く聞かれました。病院が多いこと、渋滞や混雑が少ないこと、子育て支援や助成が豊富なこと、県内では比較的降雪量の少ない市であることも、暮らしやすいと感じる点のようです。
また、市が移住者交流会や子育てサークルといったコミュニティ情報を発信しているので、人とつながり楽しみややりがいを広げる機会が多いといえます。
バスケの名門、能代工業高校(現在の能代科学技術高校)や「能代バスケミュージアム」のある「バスケの街」として、スポーツを推進する市でもありますよ。
能代ロケット実験場や能代市子ども館の見学もおすすめです
まちづくりでは、未来的なチャレンジに積極的です。JAXA能代ロケット実験場があり、「のしろ銀河フェスティバル」や「サイエンスパーク・能代市子ども館」など、市民と宇宙を繋ぐイベントや施設が豊富な「宇宙のまち」と言われています。同時に、火力発電所や風力発電所でエネルギーを自給できる「エネルギーのまち」という顔も。
いずれも施設があるだけでなく、見学やイベントを通して市民を巻き込む工夫があるので、能代市ならではの先進的な視点を養えるかもしれません。海岸沿いに風車が立ち並ぶ風景も壮観ですよ。
毎年8月開催の「天空の不夜城」では、高さ日本一(24.1m)の城郭型灯籠が運行。伝統の能代役七夕も行われます
一方で能代は、日本書紀の時代から歴史に登場し、伝統的な文化や産業を守り続けている土地でもあります。大正から昭和初期には秋田杉を中心とした木材産業で栄え、「東洋一の木都」とも呼ばれていました。現在も能代木材工業団地や秋田県立大学 木材高度加工研究所などで、木材利用の先端を走っています。
祭や史跡も多く、住んで知るほどに市の印象は深みを増すのではないでしょうか。
3分でわかる能代市!食・自然・祭・産業などなど多くの魅力をダイジェストでお見せします
能代市の「移住定住相談窓口」では今年度、移住を検討する方へ向けてのYouTubeチャンネル「のしろ暮らす」をスタートしています。LINEで移住相談に乗ってもらえる手軽なサポートもあるので、まずはサイトを覗いてみてくださいね!
(のしろ暮らすYouTubeチャンネル)
さて、ここからは、能代市に移住して活躍する皆さんをご紹介していきます!