取材レポート 取材レポート

移住してきた方々と共に活動中

鹿角市はきりたんぽ発祥の地。鹿角の文化や歴史を知ることで愛着がわく移住者も多い

かづのclassyは、鹿角市から移住定住に関する業務を委託されていることも特徴の1つ。鹿角市の鹿角ライフ促進班 木村幸樹さんは「移住コンシェルジュとしての経験を生かして活躍してくれているかづのclassyのメンバーたちの存在はとても心強いです。鹿角市は鉱山都市として栄えたので、他県から多くの方が仕事で訪れていた文化があります。他県の方に慣れ親しんでいるところがあると感じます。町の人たちは空き家に灯りがともるだけでもきっと嬉しいと思いますね」と教えてくれました。

米代川沿い春の里山

春の里山の様子。米代川沿いには桜が美しく咲き乱れる

青垣の山々と鹿角盆地

夏には田んぼの稲が青々と。稲と青空のコントラストが日常の風景

前頁でご紹介した事務局長の村松さんは移住経験者。現在は移住7年目の36歳。29歳まで大阪市でサラリーマンをしていたのですが、「田舎暮らし」と「起業」をしてみたいと一念発起。インターネットで調べたところ「鹿角市移住コンシェルジュ」の募集を見つけ応募したのだそうです。
そのときを振り返り松村さんは「鹿角市職員の対応がとても良くかなり前向きにお話を聞くことができました。当時ではまだ珍しい移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)という考え方をいち早く取り入れた自治体でしたので、活動の自由度が高くやりがいを感じました。面接を経て3年間の移住を決めましたが、一生涯ここに住むかは全く考えてなくて、まずは3年間の任期を全うしようという心づもりでした」と話します。

湯瀬渓谷9月

9月の湯瀬渓谷。秋には美しい紅葉狩りを楽しめる

ジャンプ台で記念撮影

花輪スキー場にあるジャンプ台でハイチーズ!雪国ならではのスポットが満載

その日から7年、任期を終えてからも鹿角市の、のんびりあくせくしない暮らしに心地よさを覚え、たくさんの方に支えられて暮らしていると言います。今は移住定住に向けた「人つなぎ」「仕事つなぎ」のサポートをメインに活動しています。

雪国の暮らし体験 除雪

住むことを前提に鹿角市を訪れた方には、観光とは別の移住体験ツアーをご提案。写真は除雪体験

朝市見学

江戸時代から続くとされる、花輪朝市の見学の様子

松村さんに、これまでどんな方が鹿角市へ移住されたか伺いました。
「埼玉から移住された30代の縄文好きなご夫婦はとても感性豊かな方。染め物が好きでやってみたい!ということで移住されました。今では草木染めの商品を開発するなどして“工房天羽 amanoha”として活躍されています。さらに、カメラマンとしての技術もお持ちでしたので道の駅おおゆとコラボしてさまざまな活動をされています。もう一組は、仙台市から移住された30代のご家族。鹿角市に何度も通ってくれてご縁をつながせてもらいました。せっかく移住するのですから、誰と働くかを重要視してご縁をつないでいます。その他にも千葉県から移住し画家として活動している方もいますね」
一人一人の移住物語は十人十色。喜びもぶつかった壁も個々に違うのだと感じます。具体的な移住経験者のお話が聞きたい方はぜひ、かづのclassyへお問い合わせを。

ラストは鹿角市の関係人口創出事業「鹿角家」をご紹介!

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