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2021/12/09

自然と都市機能が両立「ちょうどいい暮らし」が選べる秋田市

秋田県の県庁所在地・秋田市は、人口約30万人の緑豊かな都市。飛行機・新幹線で首都圏へアクセスでき、リモートワークや多拠点生活にもオススメです。芸術・文化・スポーツ活動が盛んで、教育にも力を入れています。

秋田市で叶う「自分軸で生きる暮らし方」

都市エリアあり、自然あり。立地によって暮らし方を自由自在に選べる環境が魅力です

大きな自然災害が少なく、実り豊かな秋田県。
なかでも秋田市は、商業・医療・福祉施設のほか、大学などの教育機関がバランスよく立地する都市エリアであり、山や海を肌で感じられる自然エリアでもあります。暮らし方を自在に選べる地方都市ならではの環境が魅力です。

秋田駅前エリアには「秋田犬」ステーションがあり、時間があえば秋田犬に会えますよ

教育・子育て環境にも重点を置いています。秋田県の小・中学校の学力は全国トップレベル。義務教育課程では県独自の少人数制を採用し、子どもたちによるグループワークに力を入れています。普段の授業だけでなく、子どもたちが帰宅後に行う家庭学習の習慣化、豊かな自然や地域資源を活かした学びも大切にしています。
また、市内6つの大学は特色豊か。グローバル教育を牽引し海外からも生徒が集まる「公立大学法人 国際教養大学」、市内に三つのキャンパスを持つ「国立大学法人 秋田大学」、新しい芸術領域の創造に挑戦する「秋田公立美術大学」など学生がさまざまな可能性を育んでいます。

秋田駅前エリアには久保田城跡が残る千秋公園があり、7月~9月頃にはお堀に蓮の花が咲きます

日常的な暮らしのなかに、伝統やアートが息づいているのも秋田市の魅力のひとつです。
夏には、国の重要無形民俗文化財にも指定され230年以上の歴史をもつ「秋田竿燈まつり」をはじめ、武者人形を飾った出車を曳き回す「土崎神明社祭の曳山行事」など、多くの祭りで賑わいます。

ユネスコ無形文化遺産・国の重要無形民俗文化財に指定されている「土崎神明社祭の曳山行事」

世界的画家・藤田嗣治氏の作品が常設される「秋田県立美術館」。設計は日本を代表する建築家・安藤忠雄氏

そして市街地には2つの美術館があり、世界的に有名な画家・藤田嗣治氏による大作「秋田の行事」をはじめ、秋田藩8代藩主で画家でもあった佐竹曙山氏の秋田蘭画など、気軽に楽しむことができます。

広々とした園内いっぱいに咲き誇る、鷲澤氏のダリアを目当てに、全国から来園者が訪れます

秋田空港近くには日本を代表するダリア育種家の鷲澤氏が育てた秋田国際ダリア園もあり、8~11月の開園シーズンには入場料400円(大人料金/小学生・中学生無料)で一人10本まで色とりどりのダリアを摘み取れる体験ができます。連日、行列ができる人気ぶりです。

太平山リゾート公園にはバンガローやトレーラーハウスもあり、屋内プールやスキー場なども楽しめます

休日は、市街地から車で20分ほどのエリアにあり、キャンプやアウトドアが楽しめる太平山リゾート公園もオススメです。市内で日帰り温泉を満喫する姿も多く見られます。

「秋田温泉さとみ」。秋田市内は温泉もあるため、気軽に疲れを癒すことができます

自然豊かな秋田市は、車で1時間圏内に山も川も海も揃っています。美味しいお米はもちろん、新鮮な山の幸、海の幸に恵まれ、春には山菜採りも楽しめるなど、季節の移り変わりを、実りによって身近に感じられますよ。
一方で、飛行機で東京まで約1時間、大阪までは約1時間40分で移動が可能。豊かな自然と都市機能を自分らしいバランスで楽しめるので、リモートワークや多拠点生活をする場合にも「ちょうどいいまち」です。

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